支持されるということ



ここ数年、手帖に挟んである。

自分の作品が他人から支持されるのは、とても力強い。
それでこそ作った甲斐があるというものだし、単純に嬉しいことだ。
次の制作への原動力にもなるだろう。

それでも恐ろしく感じることもある。
一度支持されてしまうとその作品が自分の手を離れてしまう(ように感じる)からだろう。
その作品が批判に晒された時、必死に作品を弁護するのが、
支持してくれた人に対する責任の一つだと思う。
自分が納得しない作品も例外ではなく、だから少なくとも、
自分でその作品を否定することはかなり難しいものになる。

しかしまあ、自分の作品に完全に納得できることなどそうあるとは思えない訳でもあり、
恩田陸の「水」的な恐怖を常に身近に感じながら作品を作っていて、
その「水」に浸かり、自己を組み替えることが出来た人が「クリエーター」なのではないかと思う。

私はまだそこまで行けそうにないけれど。

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